角材で組まれた単体に荒縄が巻き付き連続していきます。単体それぞれを荒縄と角材が織りなす独立した単体として捉えることができ、また、単体を連続する全体の部分として捉えることもできます。そのどちらとも捉えることのできる両義性があります。角材で組まれた領域を荒縄が曖昧にし、空間を閉ざさず、広げていきます。
156 × 180
96 × 180
96 × 186
120 × 186